無電極ランプについて、お客様からよく頂く質問をまとめました。

 

無電極ランプについて

なぜ、「無電極ランプ」というのですか?

電極がないので、「無電極ランプ」と呼ばれています!
無電極ランプは蛍光灯技術の一つですが、消耗品の電極やフィラメントがないために、光源寿命が長いです。

なぜ、無電極ランプ工場検査場などで使われるのですか?

それは、無電極ランプは光が均一にあたるため細かな傷もよく見え、太陽の自然光と同じように見えるため、色の変色がないからです。LEDですと光が一部に集中して、検査しているものの一部だけが白く飛んで見えてしまう可能性があります。

また、使用環境温度が-20~50度までなので、一般的な工場でも使用可能です。器具が大きいため水銀灯の置き換え照明として、工場や検査場でご利用いただいています。

LED無電極ランプの違いを教えてください。

LEDは光に直進性があります。そのため、光の道筋から外れると暗くなってしまう可能性があります。
省エネ効果もあり家庭から工場まであらゆるところで使用が広まっています。
無電極ランプは光があたる範囲が広いことが特徴です。そのため、光が集中せず直視してもまぶしくありません。
LEDと同じく省エネ効果もあります。しかし器具が大きいので、使用できる場面はLEDより限定されます。

各種認定は取得していますか?

はい、PSE規格(⽇本規格、電気⽤品安全法)他、RoHS2も取得しています。
また、総務省電波法・型式指定を取得をしています。

水銀灯と比べると、電気料金はどのくらい違いますか?

例えば、水銀灯400Wのを48台使用しているところを、無電極ランプ150Wの48台に置き換えた場合、1年間の電気料金は約3分の1程度に削減することができます!

水銀灯と無電極ランプの寿命の違いを教えてください。

水銀灯は1万2000時間、無電極ランプは6万~10万時間です。
ランプ寿命は5~8倍程度異なります。
※電子部品の寿命は考慮しない寿命です。

水銀灯は2021年以降生産中止と聞きました。

はい、水銀被害の防止を目指す「水銀に関する水俣条約」の発効を控え、2021年に製造・輸出入が禁止されます。
※使用禁止ではありません。
これに代わるものとして、省エネの発光ダイオード(LED)とともに同じく省エネの無電極ランプが注目されています。

発熱量はどのくらいですか?

動作時の発熱量は80度以下(水銀灯の1/4以下)です。
※水銀灯の発熱量は300~400度
無電極ランプは発熱温度が低いので、空調費も削減可能です!

すぐに点灯しますか?

はい、スイッチを入れると即時点灯します!
また、電源を入れてすぐに規定照度が得られるため、こまめな消灯が可能になります。

無電極ランプに水銀は含まれていますか?

微量の水銀が含まれていますが、水俣条約には規制されませんので、ご安心ください!

無電極ランプは劣悪な環境でも使えると聞きましたが、どの程度まで大丈夫でしょうか。

無電極ランプは、環境温度を-20度~50度(器具による)を保証温度としています。
また、防塵・防水性能のIP66または65を取得しているので、蒸気や粉塵が舞う環境でもご使用いただいています。

水銀灯からLEDに変えましたが、光を直接見てしまうのがつらいです。光なので仕方ありませんか?

LEDの光は直進性の強い光なので、直接光を見ないように目をそむけて作業されている方も多いと思います。
無電極ランプは自然光に近く、一部に光が集中しません。
また、ちらつきやムラがないので、眼精疲労しにくいのが特徴です。
事実、無電極ランプを導入いただいたお客様より、「目が疲れなくなった」とお声をいただいています。

導入について

実際に導入するとどんな効果がありますか?

お客様よりこのような声をいただいています。
・眼精疲労がなくなった
・瞼のくぼみがなくなった
・肩こり、頭痛が軽減された
・作業中に目を細めて凝視しなくても済むようになった
・光源が目に入ったときの残像が大幅に改善された
・昼夜の環境照度変化に伴う違和感をほとんど感じない
・製品混入異物、色相、傷などの視認性が改善され、検査精度が上がった!

発注から納品まではどのくらいの期間をみたらよいですか?

よく使用されるラインナップは国内で在庫を持っているため、発注後1週間ほどで納入可能です。

一度に工場内の照明すべてに導入しなければいけませんか?

いいえ、そんなことはありません。
まずはお試しで1台~5台導入いただいて、その後一斉導入される事例もございます。

導入の流れを教えてください。

はい、まずはお電話・WEBからお問い合わせください。
弊社アドバイザーが訪問し、現在ご使用されている照明や、求められている明るさなどについてヒアリングさせていただきます。
次に現地調査です。各検討場所に合った器具が選定できるよう、検討場所の寸法や雰囲気、照明の配置について調査致します。
次に、お見積りとご提案です。現地調査時のデータをもとに、照度設計とコストシミュレーションも合わせてご提出致します。(ここまでは無料です)
最後に、ご発注・納品となります。

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