INTERVIEW 01 インタビュー


 

 

大企業に勤めるよりも成長が早いと感じる10年でした!

 

2013年入社
マーケティング 
S.S.

 

  • 自分の仕事内容をひと言で紹介してください。

    マーケティングです。マーケティングというのは会社にお客様(見込み客)を集める仕事です。そのために、できることはすべて研究し、実行しています。例えば、専門誌に広告を出したり、YouTubeに掲載するための動画を作ったり、大学と連携して共同研究を実施するなどしています。そのうえで、照明の新しいモデルを考えるなど、商品開発・企画にも携わっています。
  • 入社のきっかけを教えてください。

    私が就職活動をしていたときは氷河期でした。そのため選り好みできる状況になく、地元の兵庫と、それから大阪で働ける企業を幅広く探していました。書類選考から面接を含め、厳しさを感じていた中で私の中では唯一、話をきちんと聞いてくれたのがコタニでした。そこでコタニに強く興味を持ち、またご縁もあって入社となりました。
  • 学生時代、どんな会社に就職するのが理想だと思っていましたか?

    最初は誰もが知っているような有名な会社に就職するのが理想だと思っていましたが、氷河期ということもあって、そうも言っていられないなと思いました。ただ、そんな中でも個人的にはシフト制で働く販売員のような仕事ではなく、平日働き土日が休みという働き方ができる企業に就職できたらいいなと思っていました。
  • 学生時代、大企業にはどんなイメージを持っていましたか?

    福利厚生が充実していて、仕組みがハッキリしているというか、入社後の研修のフローとか、昇格するには例えばこういう試験を受けたら昇格とか、そういう仕組みがハッキリしているというイメージがありました。

 

 

  • 学生時代、中小企業にはどんなイメージを持っていましたか?

    私の父が中小企業勤務なので、こちらの方がイメージしやすかったです。中小企業は規模にもよると思いますが、新卒採用はせずに中途採用がメインだと思っていました。
    それから、大手と違って中小は人数が限られているので、ワンフロアで全員が全員を知っているというイメージがありました。また、これは父の会社のことですが、バーベキューなどのイベントをやったりしていて、私もそれに参加したことがあったのですが、中小企業は和気あいあいとしているイメージを持っていました。
  • 社会に出て思う、大企業で働くことと中小企業で働くことの違いは何ですか?

    一人が占めるウェイトの大きさです。中小企業の方が大きいかなと思っています。発言の影響力にしても、行動の影響力にしても、例えば500人いる大企業であれば、1人が占めるウェイトは100%のうち0.2%に過ぎませんが、コタニのような中小企業となると、一人が10%近いウェイトを占めることになります。そのあたりの違いは感じています。
    それから、経験できることのスピードや個人に対するフレキシブルさも、大企業よりも中小企業の方があると思います。
    私の身近なところに大企業で働く同年代の人がいるのですが、上司から指示をされてとか、上司との面談があるとか、そういう話を聞くのですが、中小企業のコタニで働く私は、部下に指示を出す側で、部下との面談をする側です。それから、聞くところによると、その大企業では社長はお客様という位置づけで、社長が来るから工場を掃除しないといけないとか、社長と話すなんて考えられないと、そういうところがあるようなのですが、私は毎日のように社長とコミュニケーションを取っていて、その社長との距離というのも、大企業と中小企業では全く違うんだなぁと感じています。
    社会人になって10年ですが、大企業で働くその人とはまるで違う10年を過ごしてきた感じがあります。
  • 社会に出て思う、大企業や他の中小企業と比べたコタニの良いところはどんなところですか?

    まず、新卒採用にしても、マーケティングの活動にしても、コタニブランドという商品開発にしてもそうですが、未来のための活動が多いというのが良いところだと思っています。
    また、他の会社と比べて研修を受けられる機会が多いのも良いところだと思います。
    社会人になってからの10年を振り返ってみると、会社全体として常に進化しているところがあります。個人的には特に照明(無電極ランプ)事業はたった一つのアイテムから始まり、ここまで事業として育っていく過程に携わることができ、大きなやりがいを感じることができています。
    あとは、毎年昇給をしていただいて、会社として結果が出れば社員に還元していただけるというのもコタニの良いところだと思います。
  • 今の仕事に活かせていると思われるご自身の持ち味(特徴)はどんなものですか?

    結果にこだわるところだと思います。
    その背景にあるのは、責任感・義務感だと思います。それらがベースにあることで、達成感を得ることができ、新たな知識を得るための勉強も進んで取り組めています。
  • その持ち味がどのように仕事に活かされて、やりがい(充実感)を感じることができていますか?

    マーケティングの仕事というのは、一見華やかな印象がありますが、実はとても地道な作業の繰り返しです。キーワードを見つけたり、HPの順位を見たり、他社のHPを確認してうちに足りないものは何かを見つけ出したりという地道な作業です。
    ただ、やるべきことをやると、HPのアクセス数が増えたりお客様からのお問い合わせの数が増えたり、自分がやったことの結果が数字としてハッキリ見えるので、結果にこだわるところがある私としては、様々な要素が絡んで結果が出る営業の仕事よりも、マーケティングの仕事の方がやりがいを感じやすいと思っています。
  • その持ち味に気づくきっかけはなんでしたか?

    営業の仕事をしていたときに社長や外部の研修パートナーの方から褒められることはあったのですが、ただ、自分としては「そこまで数字が出ていないのに・・・・・・」とモヤモヤした感じがありました。それがここ数年、マーケティングの仕事をするようになり、自分が制作した記事が検索結果で上位になり、コタニとして最もアクセスが集まる一番の集客ページになり、お問い合わせも増え、数字として結果が出たときに、心から良かったという気持ちになりました。そこで、やっぱり自分は結果にこだわるところがあるのかなぁと、自分のその持ち味に気がつきました。
  • コタニで実現したい夢、目標はどんなことですか?

    現在、マーケティングの仕事は二人体制でやっています。社長からも期待されていますが、マーケティングを一つの部にしていくことです。
    組織として、会社の土台になりえる業務だと思いますので、そのマーケティングの仕事をする仲間が増えて、より進化できればと思います
    また、そのマーケティングのチームで、どんな商品でも狙ったお客様からお問い合わせが来るようにできればと思っています。
  • 学生さんに対し、大企業に行くにしても中小企業に行くにしても、就職先を選ぶポイントとして、何を大事にしたらいいと思いますか?

    外見だけ見ていると、規模は非常にわかりやすいので、規模で選ぶ気持ちはすごくよくわかります。ただ、それだけではなく、自分自身ときちんと向き合ってくれる会社を選ぶのがいいと思っています。
    今、10年が経とうとしていますが、社会に出て思うのは、会社の規模はそれほど関係ないということです。大手企業が中小企業を下に見るとかそういったこともありません。私自身、コタニに入社して1年目、2年目のときから営業としてパナソニックの方とお話をする機会がありました。当時の私よりもずっと年齢が上で、立場も全然違う方だったのですが、いつも対等にお話をしてくださいました。社会に出てしまえば、社会人と社会人は対等な立場になるんだなぁと思ったことをよく覚えています。
    就職先を選ぶときは、会社の規模で考えるというよりは、自分自身と向き合ってくれる会社なのかどうか、それから、自分がその仕事に真剣に向き合えるかどうかというところの方がずっと大事だと思っています。

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