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ゴム製品の製造(7)

■発行日:2014年9月1日発行  NO.03-07

新シール概論(1)ゴム製品の製造(7)

 

6. 予備成形:基本的には、プレス工程での金型に投入するために予め、生ゴムをしかるべき形状に作りこむ工程を言います。
そのために使用する機械類には、次のものがあります。

 

6.1)シートや短冊状の形態にはロールと裁断機があります。
このロールは混合に使用するオープンロールと同じ形式のものがあります。
しかし、連続的多くのシートを作成するには、シート作成用の特別な装置が必要とする場合があります。
またこれらシートから短冊状の予備成形品には、一種の裁断機が必要となります。

図6.1 シート押出機(株式会社三葉製作所のHPから)
図6.1 シート押出機(株式会社三葉製作所のHPから)

 

図6.2 ゴム裁断機(株式会社松田製作所のHPから)
図6.2 ゴム裁断機(株式会社松田製作所のHPから)

 

6.2)紐押出し機:ゴムの紐を押出して、その後、裁断して予備成形品とする装置。

図6.3 紐押出機(株式会社三葉製作所のHPから)
図6.3 紐押出機(株式会社三葉製作所のHPから)

 

6.2)専用予備成形機:特殊な形状を連続して製造する装置。下図は有名なバウエル」プレフォーマ機で、生ゴムのチューブを押出しながら回転刃物で切断してリング形状を作る専用機です。

 

図6.4 バウエル予備成形機(英国:Barwell社のHPから)
図6.4 バウエル予備成形機(英国:Barwell社のHPから)

 

いずれにしても製造する形態に合わせて最適な形状を作ることが重要になります。しかし、予備成形品と使用する金型には、大きなルールがあります。
金型のキャビティ(製品の形状を生む形を持つ通常の掘り込まれたもの)の容積と作りこんだ予備成形品との容積にはある一定の比率があります。
それは、当然、通常予備成形品の方が、大きいのですが、あまり大きいと材料ロスが発生します。

 

(続く)