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インタビューで紹介する事例「倉庫のLEDから無電極ランプへの置き換え事例」

こんにちは!業務部のM.T.です。
今回は、マーケティング部のS.S.さんに印象に残っている事例についてインタビューしました。
照明の置き換えを検討されている方にとって、有益な情報が含まれているかと思います。
是非最後までお読みください。

 

~水銀灯からLEDに変えたのに、暗くなってしまったSOS~
とある展示会に出展した数日後、電話にて無電極ランプについての問い合わせがありました。展示会でコタニのカタログをご覧になっていただいたのがきっかけでした。
 
早速お話を伺うと、倉庫での無電極ランプの使用を検討しているとの事でした。
お客様は、最近LEDに変更したのにも関わらず、無電極ランプへの変更を検討されていました。
経緯を更にヒアリングすると、もともとは水銀灯を使用されていたのですが、水俣条約の改定に伴い、LEDへの変更に踏み切られました。
しかし、いざ水銀灯を設置していた場所へLEDを付け替ると、倉庫全体が暗くなってしまい困り果てている状態である事を相談されました。

 

水銀灯LEDは光の広がり具合、光の質が異なっている為に、倉庫のラックや荷物が影となってしまい、全体が暗くなってしまうという事態を招いている原因である事が考えられました。

 

お客様は、無電極ランプLEDより光が広がるのかを懸念されておりました。
過去の事例を元に、設置しているLEDにもよるが、水銀灯と同じ位置に無電極ランプを設置して暗くなった事例はない事をお伝えしました。

 

お客様は千葉県にいらっしゃる為に、すぐの訪問が困難でした。
そこで、無料のデモ機貸し出しを提案し、まずは明るさや影の出来具合を確認していただく事から始められました。

 

デモ機で試された数日後に、ヒアリングをすると、光の広がりも良く、影も気にならないとの事でした。
ただ、もう少し明るさが欲しいとの要望を受けたので、もう一段階明るいタイプのデモ機を送付し、再度確認いただきました。
すると、明るいタイプの無電極ランプに好印象を抱いたという感想を頂く事が出来ました。

 
しばらくしてから、設置工事を行う業者様を通して無電極ランプの購入が決まりました。

設置工事が着々と進む中、ちょうど関東方面に出張する機会がありそこで初めて訪問が叶いました。
 

お客様からは、光の広がりがLEDよりもあり、影が気にならないので全体が明るくなったことに対し満足されているとの喜びの声をいただく事が出来ました。

倉庫全体が暗いと、商品のラベルが見えなくなってしまい作業に支障が出るほか、思わぬ事故を誘発する原因となりうる場合があります。
今回のLEDからの置き換えは、そういった問題を解消する決め手となりました。

 

~インタビューをした感想~

LED、無電極ランプ問わず、単に照明を置き換えただけでは、逆に暗くなってしまうという思わぬ見落としがある事がよくわかりました。照明はとても奥が深いです。
 
訪問が叶わずとも、ヒアリングを通して可能な限り最適解の提案が出来るS.S.さんに感服してしまいました。
 
照度設計を通して、数値で明るさを確認する事は出来ても、そこにはラック等の設置物は含まれていない状態の方が多いのが事実です。
その為、照度設計で計れない影の影響を確認するためにも、無料のデモ機を確認していただくのが最適です。
 
遠方のお客様でも、ご納得いただけるまでデモ機をおためしいただけます。
是非お気軽にお申込みしていただければ幸いです。

 

~関連記事紹介~

倉庫ならではの照明の選び方
https://www.kotanikk.com/light/blog/knowledge/post-12217/

 

・無電極ランプ導入までの流れ

https://www.kotanikk.com/light/mudenkyoku/flow/