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インタビューで紹介する事例「樹脂加工品の納入事例」

こんにちは、コタニの営業部の北川です。

 

今回、業務部の先輩、増田さんに「印象に残っている事例」について取材しましたので、ご紹介させていただきます!

 

〜特殊な樹脂製品加工依頼〜

ある既存の商社様から「至急で樹脂製品を加工できますか?」と電話で問合せがありました。材質はガラスエポキシ樹脂で、専用の工具や機械がないと加工できないとても硬い素材でした。既存の仕入先に聞いても専用の加工機械がなく、対応が不可との回答ばかりでした。

コタニで取扱いがない製品でしたが、「せっかくお問合せいただいたので、お客様のお役に立ちたい」との思いで、インターネットで地元神戸の加工屋さんを調べて、片っ端から問合せました。

いくつもの加工屋さんに問合せた結果、ご縁があり1社から材料の取扱いがあるとの回答をいただき、早速話を進めました。

 

案件を進めるにあたって意識したことは主に2つあります。

1つ目はお客様へのヒアリングです。営業アシスタント(内勤)なので、外出する機会はほとんどありません。お客様がどれだけ急いでいるのか等、お客様の状況をリアルに知るために電話やメールで密に連絡を取りました。樹脂製品は公差が重要になってきます。加工屋さんに加工可能な形状や公差を確認し、お客様にどこまでだったら許容範囲かを確かめた上で話を進めました。

2つ目は初めて聞く材料や単語は絶対に調べることです。お客様はコタニなら知っているだろうと思って聞いてくるので、自分で分かる範囲まで調べます。この心がけにより、お客様とのお話をスムーズに進めることができました。

 

そしてお客様へのヒアリング、加工屋さんとの納期調整、お見積書の提出を経て正式にご注文をいただきました。

 

ご注文をいただいた決め手は何かお客様に尋ねますと1番はやはり納期とのことです。成約後に特急で加工屋さんに製作依頼をしました。問合せ時点から地元神戸の加工屋さんを調べていたのは、製品ができたらすぐに引き取って1日でも早く納品するためだったのです。

 

 

〜インタビュー後の感想〜

増田さんはこの案件を振り返って、「困っている人を助けたい!真摯に対応をして信用を積み重ねていくことで、今まで特定商品のみをご購入されていたお客様から、それ以降も樹脂製品やそれ以外の製品のお問合せをいただくようになった。今後の取引に繋がったのが目に見えた案件だった。」と話されていました。

 

今回の取材を通して、増田さんはコタニで取扱いがない商品をそのままにするのではなく、新しい仕入先を探してお客様の要望に応えていく姿勢がすごいと思いました。私は入社して1年経っていませんが、こうした誠心誠意対応する風潮がコタニにあると感じます。シール材やゴム・樹脂製品等のご相談やお困り事がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。

 

 

 

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