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ISO審査員「水銀灯の廃棄処理どうしていますか?」

 

こんにちは!無電極ランプアドバイザーのR.F.です。

今回は私が担当です。よろしくお願いいたします!

 

さて、私は日々、水銀灯の代替照明のひとつである

無電極ランプを取り扱っているわけですが、

 

そんな中で、先日、環境マネジメントシステムの

ISO14001の認証機関の審査員の方が、審査のときに、

こんな質問をしていると聞きました。

 

水銀灯の処理どうしていますか?」

 

弊社では、品質マネジメントシステムの

ISO9001を取得しています。

 

先日、その第三者認証機関の審査員の方が来られ

ISO9001の定期審査があったのですが、

そのときに教えてくださったのです。

 

ISO14001(環境マネジメントシステム)の審査のときは、

水銀灯の処理どうしていますか?」と聞いていますと。

 

 

水銀灯に関しては、皆さんご存知かと思いますが、

2021年にその製造・輸出入が禁止されます。

 

水銀被害の防止を目指す「水銀に関する水俣条約」という国際条約が

2013年にスイス・ジュネーブで結ばれ、2017年に発効するからです。

 

 

ちなみに、水銀灯の使用に関しては禁止ではありませんが、

ただ、コスト面から考えても、早めに切り替えられることを

おすすめいたします。

 

 

実は、今現在、その水銀灯の(再生)処理施設が、

北海道北見市の野村興産イトムカ鉱業所さんとJFEさんの二カ所しかないのです。

 

 

2021年に水俣条約の施工により水銀灯の製造・輸出入が禁止された後は、

廃棄処理される水銀灯が、全国の事業所からその処理施設に

殺到することは目に見えていまして

(今現在、パンク状態という情報も聞きますが・・・)

 

水銀灯の処理コストが、先々高くなる可能性が十分にあるからです。

 

また、平成29年10月1日には、廃棄物処理法の改正が行われまして、

水銀廃棄物に関する規制が強化され、簡単に言いますと、

とにかくきちんと取り扱い、ちゃんと処理業者に依頼しないといけなくなっています。

 

 

なので、ISO14001(環境マネジメントシステム)を取得されている、

もしくは、取得を目指されている企業さんはとくに、

 

早めに、水銀灯から無電極ランプへの切り替えをおすすめいたします!

そのときは、是非お声がけください。お待ちしております!

 

無電極ランプアドバイザー

R.F.