一覧に戻る

密封理論について(2)

■発行日:2013年5月1日発行  NO.02-57

新シール概論(57)(密封理論について)

シールの密封理論について(続き)

2.シールの自封性の理論

角リングでの場合で説明いたします。

図2.1 角リングの接触圧力図

図2.1 角リングの接触圧力図

 

角リングの接触圧力はOリングと異なり、同じ高さとなります。

図2.2角リングの加圧時の接触圧力図

図2.2角リングの加圧時の接触圧力図

 

この上図は前号のOリングと同じ形態となっています。(加圧により応力は増加)

図2.3 角リングの3次元方向図

図2.3 角リングの3次元方向図

 

自封性(Automatic sealing)を示した式

この得られた最後の式が自封性(Automatic sealing)を示したものです。Oリングの場合は計算が少し難しくなりますが、同様な結果となります。

(続く)

お問い合わせフォーム

 

個人情報保護方針